僕がiPadを初めて購入したのが2015年で、その時はiPad Air 第2世代のセルラーモデルだった。それからiPadは何台か購入したのだが。
今でもiPadを初めて購入するという人は多いと思うし、実際に購入を検討している人もいると思う。
現在販売されているiPadは何種類かあるので、今回は初心者はどのiPadを選べばよいのかという記事を書きたいと思う。
個人的にはいきなり高いiPadを購入するのはオススメしておらず、比較的安価なiPad 第10世代などが良いと思っている。
2024年5月現在で発売されているiPad(現存モデル)
・iPad 第10世代(10.9インチ)
・iPad mini 第6世代(8.3インチ)
・iPad Air (M2)(11インチ)
・iPad Air (M2)(13インチ)
・iPad Pro (M4)(11インチ)
・iPad Pro (M4)(13インチ)
iPad 第10世代
無印iPadと言われるエントリーモデルなのがiPad 第9世代と第10世代になる。iPad 第9世代は2021年秋発売、第10世代は2022年秋に発売した。
追記 2024年5月8日
iPad 第9世代の販売が終了して、iPad 第10世代が値下げされて販売されています。
第9世代はクラシカルなホームボタン搭載だが、第10世代はmini 第6世代やAir 第5世代のようなオールスクリーンの筐体。
エントリーモデルとはいえ、ネットブラウジングや動画視聴などでは問題なく使えるし、価格も抑えられている。
そしてApple Pencilは両者共に第1世代に対応しているので、メモやノートを記入するのには問題ない。
なのでiPadを初めて購入する多くの人にオススメのモデルなのが、10〜11インチの無印iPadになる。
iPad mini 第6世代
タブレットでは8インチサイズのモノもあるのだが、iPadではminiシリーズがそれに該当する。
iPad miniは2021年秋に発売された第6世代が現存モデルとなっている。この第6世代からオールスクリーンの筐体になった。
8.3インチサイズなので、文章を書くなどのアウトプットにはあまり向かないが、コンパクトサイズなので持ち運びやすい。
主に動画視聴や電子書籍閲覧などのインプットをする時に重宝する。特に外出時に携帯しやすいのがメリット。
Apple Pencilは第2世代に対応しているので、筐体にPencilを取り付ければ、Apple pencilを充電することができる。
iPad Air 11インチ・13インチ(M2)
iPad Airは今ではミドルクラスの立ち位置と言ってよい。価格もそれなりにするが、無印iPadよりもスペックは上がる。
iPad Air(M2)は2024年春に発売されたのだが、Macでも採用されたM2チップを搭載しているので、スペックは高い。
またiPad Air(M2)には新しく13インチのモデルも登場した。
iPad Air(M2)はオールスクリーンでApple Pencil Proにも対応。さらにフルラミネーションディスプレイを搭載している。
フルラミネーションディスプレイは、液晶パネルと表面のガラスを一体化しているので、絵を描く時に有利になる。miniやProモデルも対応している。
iPad Pro 11インチ・12.9インチ(M4)
iPadの上位機種はiPad Proになる。Proモデルだけに、最新のM4チップを搭載している。
ほとんどのiPad初心者にはいきなり購入するのはオススメはしないが、iPad Proは仕事などで多用する人向けだと思う。
そしてリフレッシュレートが120Hzと高く、性能もかなり高いので、動画編集などのクリエイター向きのiPadだろう。
価格も15万円以上するので、まずは無印iPadから入って、物足りなく感じたらAirやProモデルに移行するのが良いと思う。
使用用途によってiPadを決める
・無印iPad→コスパ重視、軽作業用
・iPad mini→持ち運び、インプット重視
・iPad Air→性能をそれなりに重視
・iPad Pro→クリエイト用途、仕事用
iPadを使用する時は、目的をそれなりに明確にした方が端末を選ぶときの目安にもなるし、選択に失敗することもないと思う。
今でいうiPad 第9世代や第10世代は、iPadでは安価なのでライトユーザー向けのモデルと言って良い。
初めてiPadを使用する人向けでもあるし、ネットブラウジングや軽作業などには十分。アウトプットもできる。
iPad miniは外出先に持ち運んで使用したい人や、インプットを重視する人向け。バッグにも入りやすいサイズだ。
iPad AirやiPad Proはクリエイティヴな作業をする人向けで、やはり初心者が使うには性能が高すぎると思う。
iPad初心者にオススメできるモデル3選
iPad 第10世代
まずはiPad初心者には、iPad 第10世代をオススメしたい。それまでの無印iPadとは違って、オールスクリーンになった。
Apple Pencilは第1世代なので、変換ケーブルを使って充電(iPad 第10世代の端子はUSB-C)することになるのはデメリット。
ただiPhone 12と同じA14 Bionicを搭載しているので、動画編集などの重たい作業をしなければ十分な性能がある。
Wi-Fiモデルは58,800円からで、円安の影響で無印モデルとしては少し高いが、初心者が今買うならオススメできるiPad。
iPad mini 第6世代
iPadを初めて購入する人の多くは、10〜11インチサイズである無印iPadから入った方が良いと思うのだけど、インプットにかなり特化するならminiでも良いかなと。
僕はiPad mini 第5世代を使用した経験があるが、サイズを考えるとインプットに特化した部分は大きいし、持ち運びやすい。
もちろんiPad miniで文章を書いたりすることもできるが、そこまで効率的にできるサイズではない。
アウトプットはあまりiPadではせず、外でも使いたい場合やインプットに重きを置いている人は、いきなりminiから入っても良いと思う。
iPadを購入する時のポイント
ストレージの選び方
Proモデル以外は64GBか256GBを選択することになるのが、動画や写真を多く取り込まない限りは64GBで良いと思う。
iPadでも写真や動画を撮影することはできるし、動画を端末に多くダウンロードしたりする人もいるだろうけど、64GBでいいかな。
Apple製品はiCloudでデータをネットワーク上に保存することができるし、共有することもできる。困ったらクラウドサービスを利用するのがよい。
Wi-Fiモデルかセルラーモデルか
外で使う機会が多くなければ、Wi-Fiモデルで十分かなと。必要になればiPhoneのテザリングで対応すれば良いかと。
テザリング機能を使えば、タブレットやノートパソコンをネットに繋げることができるのだが、これが便利。
テザリングする時はそこまで手間がかからないし、別途SIMカードや回線を用意する必要がない。
ただiPad miniを外で多く使う機会が多い人などは、セルラーモデルを選んだ方がストレスは少ないかなと。ここは使用用途による。
どのカラーがいいか?
自分が好きなカラーを購入してください。人気のカラーもあるのだろうけど、カラーやデザインは大事なので、自分が良いと思ったのを選ぶのが良い。
好きだったり、気に入ったデザインやカラーのiPadを購入すれば、iPadを使うモチべーションが上がるのでオススメ。
今日のまとめ
初心者にオススメのiPad
・iPad 第10世代
・iPad mini 第6世代
それなりに書いたが、個人の使用目的や予算に合わせてiPadを選ぶことも重要。型落ちの中古iPadでも良いので、まずは使ってみることをオススメしたい。
今回の記事がご参考になれば。iPadのようなタブレットはあると便利なので。
中古iPadのオススメ機種についても記事にしています。
コメント