Apple社が販売しているMacBookを使っている人は、ここ近年で増えてきていると思う。
日本人はiPhoneを使っている人も多いので、その流れでMacを使っている人も多いだろう。確かにApple製品同士の連携機能は便利だ。
またこれからMacBookを購入しようと思っている人もいるだろう。MacBookは安価で購入ができるPCではないが、魅力的なデザインだ。
僕自身も6年前にMacBookを中古だが、初めて購入してからMacBookを使い続けている。
今回はこれから初めてMacBookを購入する人向けに、MacBookの選び方を書いていきたいと思う。
僕はMacBook Airを使っているが、重たい作業をしない場合や持ち運び重視の人はMacBook Airが良いと思う。
一方でMacBook Proは、動画編集などのクリエイティヴな作業を頻繁にする場合に向いていると考えている。
MacBook AirとProの主な違いと特徴
ディスプレイサイズの違い
・MacBook Air・・・13インチ、15インチ
・MacBook Pro・・・14インチ、16インチ
MacBook Airは13インチ(正確には13.6インチ)と15インチ(15.3インチ)がある。
以前は13インチだけだったが、2023年に15インチMacBook Airが登場した時には話題になった。
MacBook Proに関しては現在は14インチと16インチがある。それぞれMacBook Airよりも少しサイズが大きい。
持ち運びには13インチか14インチ、作業効率を考慮するなら15インチや16インチが適している。
ちなみにMacBook AirはLiquid Retina ディスプレイ、MacBook Proはそれよりも綺麗なLiquid Retina XDRディスプレイを採用している。
重量
・MacBook Air 13インチ・・・1.24Kg
・MacBook Air 15インチ・・・1.51Kg
・MacBook Pro 14インチ・・・1.55Kg
・MacBook Pro 16インチ・・・2.14Kg
MacBook Air 13インチの重量は1.24Kgと軽量だ。外にも持ち運びやすいサイズだと思ってもらってよい。
Airの15インチも1.51Kgに抑えられている。ボディサイズはそれなりの大きさでも、大きなカバンに入るサイズだと思う。
MacBook Pro 14インチはAirの15インチよりも少しだけ重い。それでもボディサイズを考慮すれば持ち運んでも使えると思う。
MacBook Proの16インチの重量は2キロ越え。スペックもかなり高い分、重量もしっかりとしている感じだ。
搭載チップ(CPU)
・MacBook Air・・・M2、M3チップ搭載
・MacBook Pro・・・M4チップ(M4 Pro、Max)
MacBook AirはM2チップ搭載モデルとM3モデル搭載モデルがある。共にAppleが独自に開発したチップで高性能だ。
2024年春にはM3チップ搭載のMacBook Airが登場し、2024年11月現在ではこれがAirシリーズの最新モデルとなる。
一方のMacBook Proは2024年10月末にM4チップ搭載の新モデルが発表された。
Proモデルだけにより高性能で、負荷のかかる作業には良いだろう。またM4チップでもM4 Proとより高性能なM4 Maxの2モデルがある。
ちなみにMacBook Airは冷却ファンは付いていないが、MacBook Proには付いている。負荷のかかる作業を想定してに設計だろう。
容量とメモリ
MacBook Airは2024年10月末からメモリは16GB(それまでは8GB)が標準搭載になった。そして最大24GBがカスタマイズで選べる。
僕は8GBのメモリのMacBook Airを使っているが、複数の作業を同時にする人は16GBでより快適に作業ができるだろう。
また容量(ストレージ)は256GB、512GB、1TB、2TBから選べる。
MacBook Proは14インチモデルは16GB、24GB、32GBから選べて、ストレージは512GB、1TB、2TBから選択ができる。
16インチMacBook Proはチップによるが、M4 Proモデルは24GBから選択ができ、M4 Maxモデルは最大128GBの選択ができる。
ストレージもチップにもよるが、M4 Proは512GBストレージから選択ができる。またM4 Maxでは最大8TBのストレージが選択可能だ。
インターフェース(ポート)
MacBook AirのインターフェースはMagSafeポートとThunderbolt/USB 4ポート、イヤホンジャックのみになる。
MacBook Proの場合はMagSafeポートにHDMIポート、SDXCカードスロットが搭載されている。
またM4チップの14インチモデルにはThunderbolt 4(USB-C)ポートが3つ、16インチモデルにはThunderbolt5(USB-C)ポートが3つ付いている。
拡張性の良さでは、よりクリエイティヴな作業をするために設計されているMacBook Proの方が優れている。
価格
・MacBook Air 13インチ(M2)・・・148,800円〜
・MacBook Air 13インチ(M3)・・・164,800円〜
・MacBook Air 15インチ(M3)・・・198,800円〜
・MacBook Pro 14インチ(M4)・・・248,800円〜
・MacBook Pro 16インチ(M4)・・・398,800円〜
MacBookはWindowsパソコンに比べると値段は高めだ。ただスペックも良いので価格と釣り合っているのかなと。
より安く購入をしたい人は中古品や整備済製品(いわゆる新古品)で手に入れる方法もある。あとは初期費用を抑えたい場合はローンで購入など。
MacBookを実際に使用してみて
僕は現在M2のMacBook Air 13インチを使用している。メモリは8GBでストレージは256GBになる。
僕の場合はブログ執筆やネットブラウジングがメインで、動画編集などの重たい作業はあまりしない。
なのでM2のMacBook Airでも、動作にストレスに感じることはあまりない。最小構成だがやはりAppleシリコンは優秀だということだろう。
あとは13インチで重量も1.24Kgなので、持ち運びには便利なサイズと重さだ。カフェなどで作業をする時があるので、僕の場合は13インチが良いのかなと思う。
一方でIntel製のチップではあったが、MacBook Pro 16インチというのも使用したことがある。
16インチサイズは画面も大きくて作業する時には便利だったりする。しかし2キロ越えの重さには注意だ。
僕はバックパックにMacBoookを入れて移動するのだが、やはり体に負担はかかる。外で作業をするのにはあまり向いていないだろう。
反対に16インチモデルはスペックがかなり高いので、自宅やオフィスで使うことがほとんどと考えている場合は、大型MacBookでも良いかなと。
MacBook Airの購入をオススメする人
・なるべく資金を抑えて購入したい人
・重たい作業(動画編集など)をする予定があまりない人
・外に持ち運んで使いたいと思っている人
MacBook Airは一世代前のM2チップ13インチならば15万円ほどで購入ができる。なるべく資金を抑えて購入したい人には向いている。
使い方としては動画編集などの重たい作業を頻繁にする予定がない人、そして比較的軽い作業をメインにする予定の人にはオススメだ。
先ほども書いたが、僕はブログやnoteの執筆を行なっているが、文章作成程度ならば十分すぎるスペックはある。
あとはカフェなどで使いたい人は13インチが軽量で良いと思うし、自宅やオフィスでの使用がメインの人は15インチも視野に入る。
その人の使用目的についてはそれぞれ違うと思うものの、MacBookを初めて購入する場合はMacBook Airを選んだ方が良いという方が多いと思っている。
MacBook Proの購入をオススメする人
・動画編集などの負荷のかかる作業をする人
・資金がある人
MacBook Proを選んだ方が良い人は、まずは動画編集などの負荷のかかる作業をする人だ。
クリエイティヴな作業を毎日するような人はMacBook Proがオススメだ。仕事で使う場合は性能がより良いMacBook Proが良い。
あとはMacBook Proは価格も高いので、資金があってとにかくスペックが高いMacBookが欲しい人にも向いている。
また再度にはなるが、16インチMacBook Proの重量は2キロを超えるので、カフェなどでも使いたい場合は14インチが良いと思う。
より資金を抑えて購入をしたい人は、中古でMacBookを購入する選択肢もあります。
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