タブレットPCはiPadやandroid、AmazonのFireタブレットなど様々なタイプが販売されている。タブレットを実際に持っている人も多いだろう。
タブレットを購入する時に考えるのがサイズだと思う。7インチや11インチ以上のモノもあるのだが、8インチや10インチ前後のサイズも多い。
ここでは「タブレットはどの画面サイズを選んだ方がよいのか?」と思っている人に向けて、8インチと10インチサイズを比較して違いを書いていきたいと思う。
個人的にも8インチと10インチのタブレットを主にこれまでに使用してきたが、選ぶ前に使用用途をある程度決めてから購入した方がよいと思っている。
8インチタブレットを使うメリット
・持ち運びに便利
・電子書籍閲覧によい
・寝ながらでも操作ができる
・iPad miniだとメモが取りやすい
持ち運びに便利
8インチタブレットを使うメリットの一つは、持ち運びやすいサイズと重さだということ。そして外出先でも使いやすい。
10インチサイズと比べると片手で持っても疲れにくいし、カバンの中にも入れやすいサイズだ。そしてコンパクトなサイズなので電車の中でも使いやすい。
あとはカフェでも小さなテーブルに座っても、そこまでテーブルの面積を取らないサイズなのも大きい。ノートPCのサブディスプレイ代わりにも使える。
自宅の中の移動でも色々なところに気軽に持っていける。こういった点を8インチタブレットで評価する人は多い。
電子書籍閲覧によい
今の時代では紙の書籍よりも電子書籍を読む人は増えていると思うが、8インチタブレットは多くの電子書籍を読むのに適している。
別途で雑誌は10インチの方がよいと書くのだが、小説やビジネス本、あるいは自己啓発本を読むのには8インチはよいサイズだと思っている。
Kindle UnlimitedというAmazonの月額定額読み放題サービスがあるのだが、僕はそこからビジネス本や自己啓発本を読んでいる。
Kindleアプリを使えばiPhoneでも読書は可能だが、やはり画面サイズが違うので、電子書籍を読むとなるとiPad miniなどの8インチタブレットを使っている。
またタブレットがあると電子書籍を読むモチベーションも上がる。これによって書籍から知識や情報を得ることができる。
寝ながら操作もできる
体などが疲れている時には、ベッドに寝ながらネットブラウジングやSNS閲覧をしたい時もあると思う。そんな時に8インチサイズのタブレットのサイズ感がちょうどよい。
これも10インチ以上のタブレットだと、持った時に重さが気になるのだが、8インチサイズだと寝ながら持ってもあまり負荷がかからない。
iPad miniだとメモが取りやすい
タブレットの中にはiPadのようにApple Pencilを使ってメモや絵を描けるタイプもある。iPad miniは簡単なメモを取るのにちょうどよいサイズだ。
Apple純正のメモアプリに手書きで文字を書き込めるので、何かアイデアを思いついたときに書き留める(もちろんタイピングで文字を打てるが)ことも可能だ。
8インチタブレットを使うデメリット
・動画の迫力は欠ける
・ノートPCのような使い方にはあまり向かない
動画の迫力は欠ける
動画などの迫力感は、10インチ以上のタブレットと比較すると劣るのは仕方がない。それでもスマホよりかは大きな画面で視聴はできるのだが。
8インチタブレットは、サイズ感を考えると気軽にコンテンツを視聴したり、小さいテーブルに置いて動画を視聴しているのには向いていると思う。
ノートPCのような使い方はあまり向かない
あとは画面サイズは大きくないので、ノートPCでやるような作業をするのはあまり向かないと思っている。どうしても表示領域は大きくないので。
iPadではSplit Viewという2画面表示ができるのだが、8インチタブレットだと2画面表示にするとさらに表示領域が狭い。
先程も書いたが、8インチタブレットはどちらかというと、ノートPCと並べて使うサブディスプレイとして使うのは向いている。
10インチタブレットを使うメリット
・大きな画面で使える
・外でノートPCでする作業ができる
・画面分割が便利
・絵を描いたりノート代わりにできる
大きな画面で使える
11インチサイズ以上のタブレットもあるが、iPad Pro 12.9インチサイズだと流石に大きいと思う。10インチから11インチのタブレットはバランスが取れたサイズだろう。
初めてのiPadは無印iPad(10.2インチや第10世代は10.9インチ)をオススメしている人がいるが、確かに初めてのタブレットでも10インチくらいのサイズが良いと思う。
画面が大きいので、電子書籍でも雑誌を読むのにはまずまずのサイズだと思うし、動画を視聴するにも良いと思う。
外でノートPCでする作業ができる
これは画面サイズが8インチサイズよりも大きいので、作業をする時には便利だということ。表示領域が広いのは大きい。
例えばブログの記事を作成する時には、8インチタブレットよりも10インチ以上のタブレットで作業をした方がストレスは少ないと思う。
タブレットによってはノートPCのような使い方はあまりできないのもあるだろうが、10インチサイズならば外出先のカフェなどでも作業はしやすい。
画面分割が便利
10インチタブレットの中には2画面表示ができる機能が備わっているのもある。iPadはもちろん、Amazon Fireタブレットでもできる。
iPadだと画面分割はネットブラウジングをしながらTwitterをチェックしたり、電子書籍アプリとメモアプリを同時に表示できる。
8インチサイズだと画面分割の恩恵はあまり受けないが、10インチ以上だと画面分割でも見やすいので、利用したい機能だ。
絵を描いたりノート代わりにできる
これもiPadの話になるのだが、10インチサイズだとApple Pencilで絵を描いたり、ノート代わりにするのには良いサイズだ。
8インチサイズだと画面サイズから、絵を描いたりノート代わりにするのには少し小さい。窮屈な感じになるだろう。
特に学校の授業で黒板(あるいはホワイトボード)で書かれた内容を記入するのには10インチ以上のサイズが良いと思う。
10インチタブレットを使うデメリット
・持ち運びやすいサイズではない
持ち運びやすいサイズではない
10インチサイズタブレットのデメリットはいくつもあると思わないが、気になるのは持ち運ぶ安いサイズではないことだろう。
外に持ち運び場合にも小さすぎる鞄には10インチタブレットは入らないと思うし、片手で持ち上げてコンテンツを楽しめる重さでもない。
重さや大きさを考えると、気軽に持ち運んで使用するという感じではない。そこは8インチタブレットとの違いだろう。
10インチ以上のサイズのタブレットは、主に自宅で使いたい人には向いていると思う。頻繁に外に持ち出したい人は8インチサイズが良いかと。
8インチタブレットをオススメする人
・外でもタブレットを使いたい人
・電子書籍をよく読む人
外出先でも自宅内のどこでも使用したい人は、8インチサイズのタブレットが良い。iPad mini 第6世代やFire HD 8といったタブレットだ。
やはり軽量感と持ち運びやすいサイズなのが大きな特徴。机やテーブル置いてもあまり場所を取らないのも使いやすい。
また軽さや画面の大きさから、電子書籍を読むのにも適しているので、ビジネス本や小説、あるいは漫画を読む人には8インチサイズのタブレットはオススメできる。
10インチタブレットをオススメする人
・主に自宅で使いたい人
・ノートPCのような作業をしたい人
10インチほどのタブレットPCは、8インチサイズよりも画面が大きいので、動画視聴や作業がしやすいというのはある。
10インチ以上のタブレットは持ち運びに特化していないので、主に自宅でコンテンツを楽しんだり、作業をする人にはオススメ。
あとはタブレットPCは完全にノートPCのような作業はできるわけではないが、外出先でも作業をしたい人にはオススメ。iPad 第10世代やiPad Air 第5世代などでブログ記事作成もできる。
タブレットPCのサイズを選ぶ時は、自分がそれで何をしたいかをある程度イメージすることも必要だと思う。タブレットは1台あると便利なので今回の記事が参考になれば。
iPadとFireタブレットに関する記事も書いています。
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