最新機種として発売されるiPhone 15とホームボタン搭載のiPhone SE 第3世代は一概に比較はできないと思うが、スタンダードモデルとエントリーモデルのiPhoneだ。
最新のiPhoneに興味を持っている人もいれば、なるべく安くiPhoneを購入したい人もいるだろう。
今回は新型のiPhone 15とiPhone SE 第3世代を比較して、どちらをオススメするかを書いていきたい。
ここである程度結論を書くが、最新の技術を体感したい人はiPhone 15、なるべく安くiPhoneを購入したい人はSE 第3世代をオススメしたい。
追記 2024年9月29日
iPhone 16シリーズが登場しましたが、iPhone 15と15 Plusは値下げされ、現行モデルとしてAppleストアで購入ができます。
iPhone 16とiPhone SE 第3世代を比較した記事を書いているので、こちらもどうぞ。
iPhone 15とiPhone SE 第3世代の主なスペック
SIMフリーのiPhone 15の128GBモデルは112,800円に価格が変更されました。
サイズとディスプレイ
iPhone 15は6.1インチのサイズで解像度も高い。液晶もいわゆる有機ELディスプレイを採用している。
iPhone SE 第3世代はホームボタン搭載の4.7インチで、液晶も有機ELではないし解像度も低い。ただ画面はそれなりにキレイに見える。
搭載チップ
A16 BionicチップとA15 Bionicチップの明確な違いは体感できるほどではないと言われる。
ただiPhone SE 第3世代は安価ながらもA15チップを搭載しているので、よほど負荷のかかる動作をしなければあまりストレスなく使えるだろう。
カメラ性能
iPhone 15とiPhone SE 第3世代はカメラ性能がかなり違うと言って良い。iPhone SE 第3世代は必要最低限の機能が備わっているレベルだ。
iPhone 15はデュアルレンズだし、手ぶれ補正もより強力。本格的な動画撮影もできる点は評価されている。
上記以外にも、暗所でキレイな写真が撮れるナイトモードや被写体を際立たせるポートレートモードもある。
iPhone SE 第3世代は人物撮影時にポートレートモードが使える程度だが、4K60fpsの動画撮影ができるし、こだわりがなければキレイな写真は撮れる。
バッテリーの持ち
iPhone 15はiPhone 14と同じくビデオ再生が最大20時間なので、バッテリー容量はほとんど同じだと思う。
iPhone SE 第3世代は僕も一時期使用していたことがあるが、1日中使うと夜にはバッテリー残量が20〜30パーセント台になる。
もちろんここの使い方によるけど、バッテリーの持ちを気にするのならiPhone 15などの6.1インチ以上のサイズを選んだ方が良いだろう。
セキュア認証とコネクタ
iPhone 15から端子はUSB-Cになった。そして近年のiPhoneでは通常搭載のFace IDによって画面ロックを解除する。
iPhone SE 第3世代はクラシカルなホームボタン搭載の筐体。Touch IDによって画面ロックを解除する。
かつてはマスク着用しても指を乗せるだけでロック解除ができるTouch IDが重宝されたが、現在はマスクをしてもFace IDが反応するようになっている。
価格
最低ストレージの違いはあるのだが、iPhone SE 第3世代は62,800円から購入ができる。128GBでも7万円を下回る。
iPhone 15だが、日本は円安の影響があるので124,800円だ。iPhone 14から5,000円の値上げとなっている。
今後の経済状況がどうなるかわからないが、倍近く価格差があるのをどう見るか。他の機種も入れて検討するのが良いと思うが。
追記 2024年9月10日
iPhone 16の発表によって、iPhone 15の価格が値下げされました。SIMフリーの128GBは112,800円です。
iPhone 15をオススメする人
・最新機種のiPhoneが欲しいと思っている人
・スペックやカメラ性能に少しこだわりがある人
・iPhone XR以降の機種から乗り換える人
iPhone 15はスタンダードモデルとはいえ、112,800円からなのですごくオススメではないが、最新機種が欲しい人は素直に購入すれば良いと思う。
ダイナミックアイランドやカメラ機能の向上もあるし、スペックもかなり高いだろう。性能を重視する人にもオススメ。
またiPhone XRやiPhone 11からの買い替えにも良いと思う。同じ6.1インチサイズで慣れるのも早いと思う。
ちなみに大手キャリアでは、実質24回払い(返却のオプションもあり)の契約でお得にiPhone 15を手にすることができる。
スタンダードモデルとはいえiPhone 15は良い評価をされるのではないかと思う。
iPhone SE 第3世代をオススメする人
・なるべく安いiPhoneを探している人
・小型サイズのiPhoneは良い人
・性能にあまりこだわりがない人
iPhone SE 第3世代はSIMフリーモデルならば62,800円から購入ができるので、なるべく安くiPhoneが欲しい人に向いている。
そしてiPhone 13 miniの販売がAppleストアで終了したので、現存モデルで小型iPhoneはSE 第3世代だけになった。
iPhone SE 第3世代は小型がよくて、性能にあまりこだわりがない人向けでもあるだろう。
ちなみに後継機として噂されているSE 第4世代では、ホームボタンが廃止されるという噂がある。6.1インチサイズが有力とされている。
Touch IDを評価している人や、ホームボタン搭載iPhoneが欲しい人もSE 第3世代が選択肢だ。
あとはこれから64GBを購入するのは少し厳しいかなと思う。特にカメラ撮影を多くしたいと思う人は128GB以上を選んだ方が良い。
iPhone SE 第3世代に関してはレビュー記事も書いたので、こちらもご参考に。
今日のまとめ
今回はiPhone 15とiPhone SE 第3世代を比較してどちらをオススメするかを書いた。もちろん、その人の前提条件によってオススメは変わるのだが。
最新機種や性能をそれなりに重視するならiPhone 15、資金を抑えて購入したい場合などはiPhone SE 第3世代がオススメとなる。
iPhoneと一緒に購入したい5,000円以下のアイテムについても記事にしています。
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