Amazonなどでは、1万円以下でノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドホンが多く販売されている。
リモートワークの普及やヘッドホンをファッションの一部にする流れもあるので、ヘッドホンは少し前から注目されている感はある。
ガジェット類の販売で有名なAnkerも、手頃な価格で購入ができるワイヤレスヘッドホンを販売している。
今回はそのAnkerのSoundcore Q20iをレビューしていく。7,000円ほどで購入ができるノイズキャンセリング機能付きヘッドホンだ。
個人的に2週間以上使用してみたが、1万円以下で購入できるヘッドホンとしては優秀で、初めてワイヤレスヘッドホンを購入する人にオススメできると思っている。
Anker Soundcore Q20iの概要
Anker Soundcore Q20iの特徴
・アクティブノイズキャンセリング機能搭載
・通常再生最大60時間
・マルチポイント対応
・Soundcoreのアプリ対応
・定価は6,990円
僕はアンカーダイレクト 楽天市場店で1,500円OFFになっていたので購入した。5,490円で購入ができたのだが。
購入したポイントとしてはノイズキャンセリング機能が付いている事と価格。そしてAnker製品だということだ。
AnkerのヘッドホンはSoundcore Space Oneというモデルも購入したが、手放した。決して悪いヘッドホンではなかったが。
僕はカフェなどで作業をすることがあるのだが、ノイズが気になったり不快に思うことがある。それを軽減をしたいためにノイキャン機能は重視していた。
あとはマルチポイント対応で、スマホとパソコンの両機種に登録して接続(再生は1台だけ)が可能になる。
ちなみにカラーは3色展開で、僕はスタンダードだと思うがブラックを選択した。
Anker Soundcore Q20iの外観
Anker Soundcore Q20iの外箱はこんな感じ。
中には本体とUSB-Cケーブル、説明書と3.5mm AUXケーブルが入っている。
イヤーパッドの厚みもまずまず。
ヘッドバンドは上部のみ。
ヘッドホンの右側に付いている電源ボタンと音量ボタンはこんな感じ。
Anker Soundcore Q20iを使った感想
音質
音質に関しては2〜3万円以上のヘッドホンを使った事はないので高級機との比較はできないが、低音はそれなりに良くて迫力も少しあるという感じに思える。
デフォルトの設定では音はあまり良くないかもしれないが、Soundcoreのアプリを使って音質は調整することができる。
サウンドエフェクトの部分で自分好みのカスタムすることができ、僕はベースブースターにしている。特に意味はないのだけど。
また主に邦楽やクラシック、あるいはVoicyという音声メディアを聴く時などで使用しているが、歌詞やパーソナリティの発音などはキッチリと認識できる。
Soundcoreアプリを使えば1万円以内のヘッドホンとしては音質は良いという評価になるかなと。
装着感
イヤーパッドもそれなりに弾力があり、1時間以上の使用だと耳や頭に負荷がかかって痛くなってくるの仕方がないか。
ヘッドバンドはそこまで生地が厚いとは感じられないが、頭のサイズによってもちろん調整ができる。ヘッドホン自体も重くは感じない。
僕の場合は装着をしていてもあまり違和感がなく使用ができている。装着感も値段を考えれば評価をして良いだろう。
操作性
ヘッドホン本体での操作性だが、物理ボタンは慣れるまでに少し時間はかかるかもしれない。
音量ボタンと電源ボタンが同じで、電源を操作する部分は少しボタンがへこんでいるが、ヘッドホンを装着して電源ボタンを押す時には探すのに少し苦労するかなと。
あとはノイズキャンセリングをONOFFする物理ボタンがあるが、ヘッドホンを装着している時にはボタンが少し押しづらい所に配置されていると思う。
物理ボタンの操作性は高評価とまではいかないかなと思う。
ただ操作性とは少し違うのかもしれないが、バッテリーの持ちは良いと思う。日中に多く使わない人ならば週に1回の充電で十分かなと。
ノイズキャンセリング機能と遮音性
遮音性に関してはノイズキャンセリング機能をOFFにした場合でもまずまずある。自宅の場合だと洗濯機やエアコンなどの家電製品の駆動音はあまり聴こえない。
ノイズキャンセリング機能をONにすると確かに周囲の雑音やノイズは軽減される。
大きな声などはそれなりに聴こえるのだが、完全にシャットダウンするよりも少しだけ聴こえるくらいが良いという人もいるだろう。
あとはエントリーモデルだなと感じるのは、Q20iはノイズキャンセリング機能の強さは段階性で設定できないということ。
Soundcore Space Oneは5段階で機能の強さをアプリで設定できるのだが、そこは他のヘッドホンと差別化しているのだろう。
Soundcore Q20iをカフェで使用してみると店内のBGMは少し聴こえるし、電車内のアナウンスも聴き取れるくらい。
シチュエーションによって聴こえ方は変わってくるのだろうが、1万円以内で購入ができるヘッドホンなので仕方ないかなと。
Anker Soundcore Q20iの総評
より音質を求めたり細かな設定をしたい場合は、Ankerでもより価格が高いモデルを選んだ方が良いと思う。
Anker Soundcore Q20iは、6,900円ほどで購入ができるワイヤレスヘッドホンとしては音質はまずまず評価できる。
ノイズキャンセリング機能もそれなりに効いているので、初めてワイヤレスヘッドホンを購入する人やサブ機として使いたい人にオススメだ。
追記 2024年10月28日
使用して1ヶ月以上が経っているが、使用用途は変わらずに特に問題なく使用できている。価格を考えれば優秀なヘッドホンだと思っている。
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