Appleが販売しているiPadは人気のタブレットで、コロナ禍でさらにiPadを使う人は増えたと思う。
iPadは日常生活でも役立つガジェットだし、仕事や作業をする時にも手助けしてくれる。
僕自身も作業やブログ執筆時には、MacBookやiPadを併用しながら何かをする場合も多い。
そして在宅ワークやリモートワークのためにiPadを導入しようと思っている方もいるだろう。
今回はそういった方々に向けて、在宅ワークで使用するiPadの選び方について書いていきたい。
iPadのモデル
iPadは無印と言われるスタンダードモデルと小型サイズのiPad mini、ミドルスペックのiPad Airと最上位モデルのiPad Proがある。
無印iPadは第10世代が現行モデルとして販売されていて、10.9インチのボディサイズで58,800円(64GB Wi-Fiモデル)から購入ができる。
iPad miniは新モデルの噂もあるが、第6世代は8.3インチサイズで持ち運びにも適したサイズだ。
iPad Airは現行モデルからAppleチップ搭載になった。そして11インチサイズの他の13インチサイズの2サイズ展開になっている。
iPad Proも11インチサイズと13インチサイズがあり、M2チップ搭載のiPad Airよりも高性能なM4チップを搭載している。
僕は無印iPadの第9世代を使用していて、現行モデルと違ってホームボタン搭載のデザインになっている。また一部の家電量販店やECサイトでは販売されている。
在宅ワークで使うiPadの選び方について
何をしたいか使用用途をある程度決めること
iPadを購入しても後に使わなくなる人もいるらしいので、購入前にある程度使用用途について考えるのが良いと思う。
「iPadでどういったことをしたいか?」などをある程度明確にしておくということなのだけど。
iPadはノートパソコンに近い使い方ができるので、ネットブラウジングや動画視聴、音楽鑑賞や文章作成など色々な事をすることができる。
iPadを使う明確な目的がある程度ないと結局は使う機会を失ってしまうので、購入までに使用用途について考えることをオススメする。
どこで使用するか?
在宅ワークで使うiPadとはいえ、どのサイズを選ぶかは重要かなと思う。
僕は8インチのiPad miniと10インチの無印iPadを使った経験があるが、狭いデスクや持ち運びをするのならiPad miniが良いと思っている。
基本的に自宅で使用し、主に作業デスクで使いたいなら10〜11インチのiPadが最適だと思う。
そして自宅の作業デスクで使うにも、他に物を置いている状態で大きいiPadをさらに置くと、デスク上がタイトで窮屈(今の自分がそう)になる。
また作業デスク以外にも、リビングやベッドの上でも使いたいと考えているか、これも使用目的をある程度ハッキリさせておくのと似ていると思う。
自分の使用用途に合ったスペックを
クリエイターや専門的な職種の人の場合はiPad AirやiPad Proを使用した方が良いケースも多いだろうが、多くの人は無印iPadでも十分かなと思う。
外に持ち運んで使いたい場合やApple Pencil 第2世代を使いたい人はiPad miniの選択肢でも良い。
iPad 第10世代はApple Pencilが第1世代しか対応していないが、Web会議などでも使えるスペックがある。
僕が使っている第9世代でも、自分の使用用途では十分に活躍してくれている。iPadは型落ちモデルでもスペックは高いのだ。
iPadをメインに作業や仕事をしたい場合はiPad AirやProを選ぶなど、自分の使用用途に合わせて選びたい。後で詳しく書いている。
iPad(無印)をオススメする人
なるべく予算をかけずにiPadを手に入れたい人
一時期円安の影響もあって、Apple製品が値上げされた時期もあった。iPadも例外ではない。
iPad 第10世代はWiーFiモデルの64GBは58,800円で購入ができて、他のiPadと比べてもだいぶ安く購入ができる。
iPad 第10世代のカメラはセンターフレームに対応していて、カメラが被写体を追従してくれるのでWeb会議などでは役立つだろう。
またBluetoothキーボードを接続すれば文章作成もしやすいし、Apple純正のMagic Keyboardにも対応している。
Magic Keyboardはトラックパッドで操作もできるので、ノートパソコンに近い使い方もできる。
サブパソコンやサブディスプレイ代わりに使いたい人
僕のiPadの使い方としては、サブディスプレイ代わりに使用していることもある。
普段はMacBookで文章作成やブログ執筆をすることが多いが、何か調べ物や資料を見たい時にはiPadを使ったりする。
MacBookだけで作業をすると、SplitViewで画面分割をしない限りはいちいち参考にするサイトを開く手間もある。
作業効率化のためにも、iPadはサブディスプレイ代わりに使うというのはオススメしたい。
また作業中にはiPadから音楽を流したり、動画を流したりしている。音質にこだわりがなければiPadのスピーカーでも十分だと思う。
使い方としては、メインのパソコンのサブ機としてにはなるが、無印iPadでも十分にその役割を果たしてくれるだろう。
プライベートでも気軽に使いたい人
仕事や作業で気軽にiPadを使うというのは少し違うのだろうが、趣味やプライベートで気軽に使いたい場合は無印iPadでも十分かなと思う。
よほど負荷のかかるゲームをしたり動画編集をする場合は厳しいだろうが、ネットブラウジングや動画視聴では多くの人には十分なスペックだと評価している。
インプットとアウトプットするのにも良いサイズで、価格もiPadとしては手頃なので、iPad 第10世代はオススメできるモデルだ。
iPad miniをオススメする人
外にも持ち出して使いたい人
iPad miniは現行モデルの第6世代は8.3インチサイズで、小さなバッグにも入れることができるサイズだ。
多くの人が言っているが、iPad miniは軽量で持ち運びやすさが評価されている。外出先でも持ち運びやすいのだ。
電車内で使っても目立たないので、外出先でも持ち運んで使いたい人はiPad miniを使うのをオススメしている。
またカフェの小さなテーブルでもあまり設置面積を取らないし、自宅のデスクにも置きやすいと思う。
iPad mini 第6世代は小型iPadでいてApple Pencilは第2世代に対応。スペックもまずまずで本当に評価は高い。
インプットも重視したい人
iPad miniは電子書籍を読むのに適したサイズだと思う。それは雑誌だと少しサイズが小さいと思うが、小説やビジネス本などを読むのに適しているということだ。
紙の小説やビジネス書と大きくサイズは変わらないし、10インチ以上のタブレットだと少し大きい。
Kindleアプリなどを使って電子書籍を読みたい人には適しているだろうし、軽量で小型なのでスキマ時間を使ったインプットで使うのにも向いている。
色々な場所で使いやすいサイズだし、動画や音声メディアを使ってインプットするのも良い。
iPad Airをオススメする人
AppleシリコンのiPadを実際に所有したことがない自分が書くのもなんだが、iPad Airはクリエイティヴな作業をする人の購入候補になるだろう。
Appleシリコン搭載でスペックも高いだろうし、iPadで絵を描きたい人は無印iPadよりもAirを選ぶことをオススメしたい。
なのでApple Pencilをよく使用する人は、Apple Pencil Proにも対応しているiPad Air M2を購入した方が後悔は少ないと思う。
あとはすごく負荷のかかるゲームや動画編集をしなければ、Appleシリコン搭載のiPad Air M2が良いし、大型タブレットが欲しい人は13インチモデルが良いと思う。
iPad Proをオススメする人
現行モデルのiPad ProはM4チップ搭載で、かなりのスペックだろう。Airと同様に11インチと13インチがある。
iPad Proの特徴としてはリフレッシュレートが120Hz(ProMotionテクノロジー)に対応していること。画面や動画の動きが滑らかだ。
また本格的に絵やイラストを描きたい人に向いているのではないかと思うし、高負荷のかかる編集作業をする人にも選択肢に入る。
ただ在宅ワークやリモートワーク、Web会議だけに使う用途ではiPad Proはスペックは高いと思うので、やはり使用用途に合わせて考えたい。
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