Apple製品は円安によって以前に比べれば値上げされたとはいえ、iPadは人気のあるタブレットだと思う。
現在は無印iPadは第10世代、8.3インチサイズのiPad miniは第6世代などが最新モデルとして発売されている。
そこで「iPad 第10世代とiPad mini 第6世代のどちらを選んだ方がいいのか?」という人向けに、両者を比較した記事を書きたいと思う。
まず結論として、アウトプットで使いたい人はiPad 第10世代が良い。反対にインプット中心に使う場合はiPad mini 第6世代が良いだろう。
追記 2024年5月11日
2024年5月7日にiPad 第10世代とiPad mini 第6世代の価格が変更になったので、一部内容を修正しました。
iPad 第10世代とiPad mini 第6世代の比較
両機種の主な特徴を上記の表にしてみた。ここでは主な違いについて詳細を書いていきたい。
液晶サイズ
・iPad 第10世代・・・10.9インチ
・iPad mini 第6世代・・・8.3インチ
共にオールスクリーンの筐体で、ボディのサイドにTouch ID用のボタンが付いている。
iPad 第10世代はそれなりに画面サイズが大きいので、動画視聴やアウトプットするのに良いサイズだ。
iPad mini 第6世代はタブレットとしてはやや小型で、外出先などに持ち運ぶのに良いサイズだ。
Apple Pencil
・iPad 第10世代・・・第1世代対応
・iPad mini 第6世代・・・第2世代対応
iPad 第10世代は第1世代に対応なのは、発売当時は疑問視されていた部分だ。しかもUSB-C端子なので、ペンシルを充電するには変換アダプタが必要。
iPad mini 第6世代は第2世代対応なので、ペンシルを側面にくっつけて充電することができる。iPad AirやProなどと同じだ。
Magic Keyboard
・iPad 第10世代・・・対応
・iPad mini 第6世代・・・非対応
サイズを考えれば仕方がないのだが、iPad 第10世代は高価になるが、Magic Keyboard(38,800円)に対応している。
iPad miniは純正のキーボードが発売されていないので、別途bluetoothキーボードやサードパーティー製のキーボードケースを利用することになる。
価格
・iPad 第10世代・・・58,800円(Wi-Fi 64GB)から
・iPad mini 第6世代・・・84,800円(Wi-Fi 64GB)から
※iPad 第10世代は2024年5月に値下げされ、反対にiPad mini 第6世代は値上げされました。
両機種の価格差は26,000円。セルラーモデルだと、iPad mini 第6世代の価格は10万円ほどになる。
iPad 第10世代の価格が58,800円なのも少し高い気がするが、外に持ち運ぶ人は1万円足してiPad mini 第6世代を購入するのも良いと思う。
iPad 第10世代の特徴
iPad 第10世代は、無印iPadとして初めてホームボタン非搭載のオールスクリーンのディスプレイになっている。
僕は9.7インチ時代のiPad第6世代や、10.2インチになったiPad 第7世代などを使用したことがあるが、10インチ前後のサイズは動画などを視聴するのに良いサイズだ。
iPad 第10世代は10.9インチにサイズがアップしたし、ホームボタンを搭載していない現代的なボディになった。
10.9インチのサイズは動画視聴だけでなく、例えばブログを執筆するのには良いサイズだと思うし、電子書籍も雑誌などの媒体ならば見やすいと思う。
ただApple Pencilは第1世代に対応だ。色々な事情があるのだろうが、Apple Pencil第2世代だとよりコストがかかるのも要因だろう。
あとはカラフルな4色展開だし、Magic Keyboard Foiloに対応している。安い価格ではないが、入門機やライトな使い方をする人に向いている。
iPad mini 第6世代の特徴
僕はホームボタン搭載になるが、前モデルのiPad mini 第5世代を利用したことがある。やはり持ち運ぶに適したサイズだと思う。
コンパクトなサイズなので、外出先のカフェなどで小さいテーブルを利用しても、あまり面積を取らずに利用することができる。
また8インチ程度のサイズだと、電子書籍を閲覧する時には良いサイズ。反対に動画視聴などはあまり迫力を感じない。
iPad mini 第6世代はApple Pencil 第2世代に対応して、オールスクリーンの8.3インチになった。より使いやすいだろう。
簡単なメモを取る時にも便利だと思うし、公共交通機関で移動している時にも使いやすいサイズなのは間違いない。
iPad 第10世代の購入をオススメする人
・動画視聴などを楽しみたい人
・ブログ執筆などの軽作業を行いたい人
・カラフルなiPadが欲しい人
10.9インチのサイズなので、動画視聴などにはタブレットとしては良いサイズだと思う。特に自宅で視聴が多い人には合う感じ。
あとはブログ執筆などのアウトプット作業をするのにも良い。文章打ちなどの軽作業もしたい場合はこちらのiPad 第10世代が選択肢になる。
最後にiPad 第10世代はイエローやブルーなどのカラーバリエーションが揃っている。カラーを重視する人にもオススメだ。
併売されているiPad 第9世代でも十分な人が多いと思うが、オールスクリーンなどのデザイン性に惹かれるならば、第10世代を選択した方が良いかも。
iPad mini 第6世代をオススメする人
・iPadを持ち運んで使いたい人
・Apple Pencil 第2世代に興味がある人
・アウトプットよりもインプット重視の人
iPad miniの良さは、外出先などで使うのに良いサイズだということ。外で使う機会が多い人はiPad mini 第6世代は選択肢に入れたい。
そしてiPad mini 第6世代はApple Pencil 第2世代に対応している。そのApple Pencil 第2世代を使いたい人にもオススメ。
あとは8インチ前後のサイズだと、アウトプットにはあまり向かない。どちらかというとインプットに向いているのも抑えておきたい。
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