10月15日にiPad mini 第6世代の後継機となるiPad mini(A17 Pro)が発表された。実質的にはiPad mini 第7世代だ。
A17 Proモデルは割とマイナーアップデートに留まったと思うが、Apple Intelligenceのために設計されている。
iPad mini(A17 Pro)は価格が78,800円から購入ができるが、より安価で画面が大きいiPad 第10世代とどちらを購入しようか検討している人もいるかもしれない。
そういう方がいるという前提でこの記事を書くが、画面サイズの違いを主にどちらを選んだ方が良いのか書いていきたい。
安価でそれなりの画面サイズが良い人はiPad 第10世代が良いが、持ち運びしたりインプットをより重視する人はiPad mini(A17 Pro)を選んだ方が良いと思っている。
iPad mini(A17 Pro)とiPad 第10世代の比較
両機種の主な特徴について表にしてみたが、特に違う部分はサイズや搭載チップ、Apple Intelligenceに対応しているかだ。
またiPad mini(A17 Pro)は液晶ディスプレイとカバーガラスの間を圧着しているフルラミネーションディスプレイに対応している。
そして反射防止コーティング仕様になっているのも特徴だし、SIMカードはeSIMオンリーになった。
8インチと10インチのiPadを使用した感想
サイズの大きさについて
僕は現在は10.2インチのiPad 第9世代を使っていて、その前は7.9インチのiPad mini 第5世代を使っていた。
旧モデルしか使っていない僕が現行モデルについて言うのもなんだが、iPad選びでは画面とボディの大きさは重要な要素だ。
10〜11インチクラスのiPadを外に持ち運ぶことは可能だが、軽さなどを考えるとiPad miniのような8インチクラスのサイズは気軽に持ち運ぶことができる。
外出先でも使用しているのはあまり目立たないと思うし、カフェなどにある小さなテーブルに置く時には、面積をあまり取らないので便利だったりする。
一方で自宅やオフィスなどで使うのがメインであれば、10インチ以上のiPadは画面が大きいので良いサイズだと思う。
僕の使用用途だと別にminiサイズでも良いと思うのだが、自宅での使用がメインなので、10〜11インチクラスのサイズは大きくて見やすいと思っている。
インプットをする場合
ネットブラウジングや電子書籍閲覧などは、miniモデルと無印モデルのどちらでも行う時には大きな不満はない。
ネットブラウジングはやはり表示領域の大きさから、10インチ台の無印iPadはあまりストレスなく使用ができる。
電子書籍などを閲覧する時には、小説やビジネス本などのテキストベースのコンテンツを読むには少し大きいかもしれない。
反対にminiモデルの8インチ前後のタブレットだと、外出先でも気軽にインプットできるし、電子書籍も雑誌以外の媒体を読むには良いサイズだ。
あとは写真・画像投稿メインのインスタグラムなどのSNSを閲覧するのにも、miniモデルは良いサイズだと思っている。
アウトプットする場合
僕はブログやnoteを運営していているが、無印iPadで簡単な下書きをすることがある。
簡単な文章作成はminiモデルでもできないことはないが、iPadは画面サイズが大きい方がストレスなく作業ができると思っている。
またiPad 第10世代は純正のMagic Keyboardがある。高価なキーボードだが、作業をする時には役立ってくれると思う。
ただminiモデルの場合でも、外部のBluetoothキーボードなどを接続することができるのは抑えておきたい。
あとは無印iPadはApple Pencil 第1世代に対応。新型のiPad mini(A17 Pro)はApple Pencil ProとUSB-Cに対応する。
Apple Pencilを使う場合、USB-CタイプかApple Pencil Proを使う作業をするかで決めることも重要かなと思う。
iPad mini(A17 Pro)をオススメする人
・外出先で使う機会が多い人
・インプット・勉強をiPadで行いたい人
・Apple Pencil Proを使いたい人
iPad mini(A17 Pro)をオススメする人は、やはり外出先に持ち運ぶ機会が多い人だろう。
軽量で比較的小さなカバンにも入るサイズなので、持ち運ぶ時に便利だ。
それから画面サイズが大きくないが、電子書籍などでインプットするのにも良いiPadだと思う。
またApple Pencilで何かメモをする時にはiPad miniは良くて、特にApple Pencil Proを使いたい人の選択肢になる。
iPad 第10世代をオススメする人
・なるべく安価でiPadを購入したい人
・負荷のかかる作業をする予定がない人
iPad 第10世代は58,800円から購入が可能なので、なるべく安くiPadを購入したい人の選択肢になる。
ネットブラウジングや動画視聴、音楽鑑賞などは問題なくできるだろうし、文章作成などのアウトプットをするのにも良い。
なので負荷のかかる作業やゲームをする予定がない人は、iPad 第10世代でも十分ではないかと思っている。
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