コロナ時代においてiPadの需要は高まっているので、品薄になるケースもあるのが2022年2月の現状。リモートワークや自宅で過ごす際にiPadを使っている人は多いと思う。
そしてこれからiPadの購入を検討している人もいるはず。日本人はiPhoneを所有している人が多く、同じApple製品のMacやiPadと併用(Apple製品同士は連携機能が優れている)して使えるのも大きな強み。
2024年10月現在では、iPadは第10世代、iPad miniはA17 Proが現役モデルとして発売されている。他のもAirやProといったシリーズがあるが、ここではiPad(無印と呼ばれている)とiPad miniの比較。
「iPadとiPad miniのどちらを購入した方が良いのか?」というテーマで進めていきたいと思う。個人的には初めてのiPadは無印iPad 第10世代がおすすめで、外出先などに持ち運ぶ場合にminiが最適だと思っている。
ちなみに僕は今はiPad mini 第5世代を所有しているが、それまでは9.7インチや10.2インチのiPadを使用していた。iPad miniはコンパクトサイズで使い勝手は良いと感じている。
追記 2024年10月16日
iPad 第10世代は引き続き販売されているが、iPad miniの新モデル(A17 Pro)が発表された。
従ってiPad 第9世代とiPad mini 第6世代はそれぞれ一つ前のモデルになっている。
iPadとiPad miniのスペック
ここでは2022年2月現在で最新モデルのiPad 第9世代とiPad mini 第6世代を比較してみる。上記に両機種の特徴を表にしてみた。主な決定的な違いについて以下に解説したい。
追記 2023年5月18日
iPad 第10世代とiPad mini 第6世代の比較についてはこちらに記事にしています。
サイズ感
大きな違いはやはりサイズ感になる。実物を見てもらえば分かるが、iPad 第9世代の10.2インチはサイズがあり、iPad mini 第6世代は意外とコンパクトだ。
例えば、10.2インチや11インチのiPadをデスクの上に置くとなると、意外と面積を取る。狭いデスクではMacBookと同時に置けない場合もある。
iPad miniの場合はそこまで面積を取らないので、あまり広くないデスクやテーブルでもMacBookと一緒に置けるシーンが増えるだろう。
あとは電子書籍はコンパクトなiPad miniの方が使いやすい。片手でも持てるサイズなので持ち運びにも便利だ。
反対に大画面で動画や写真を楽しむなら、10.2インチのようなiPadの方が有利だと思う。主に自宅やオフィスで使う場合に向いている。
ディスプレイ
サイズは大きな違いだが、ディスプレイに関してはちょっとした違いがある。iPad miniはフルラミネーションというガラスとディスプレイ面をほぼ一体化した加工になっている。
なのでApple Pencilの書き心地が違うという人が多い。ただ僕はメモを書いた程度では違いをあまり感じなかったので、主に絵を描く人などに恩恵があるだろう。
またiPad mini 第6世代は反射防止コーティング搭載や広色域ディスプレイなのも特徴。iPad mini 第6世代がiPad 第9世代よりも価格が高いのは、これらの要因もあるだろう。
Apple Pencil
iPad 第9世代は引き続きApple Pencil 第1世代が使用可能になっている。ただiPad mini 第6世代は第2世代のApple Pencilに対応したので、本体の上部に取り付けながら充電が可能になった。
Apple Pencilも第2世代の方が価格は高い分、書き心地は良いと思う人も多いはず。第1世代の充電はLightning端子に挿し込んで充電するカブトガニ方式になる。
セキュア認証
iPad 第9世代はホームボタンが搭載されており、そこに指を乗せて画面ロックを解除することになる。iPad mini 第6世代は本体の側面にTouch IDセンサーがあり、そこに指を乗せる形になる。iPad Air 第4世代と同じような方式だ。
その他ではiPad mini 第6世代からUSB-C端子に変更された。ただ引き続きスマートキーボードには対応していない。Apple純正のスマートキーボードを使いたいなら、10.2インチ以上のiPadを選択することになる。
iPad 第9世代とiPad mini 第6世代の価格
iPad 第9世代のWi-Fi 64GBは税込49,800円と、iPadの中では一番安価な値段になっている。それだけに2022年2月では品薄状態が続いているのが現状。iPad mini 第6世代も店舗在庫は少ないと感じる。
価格を考えればiPad 第9世代がオススメだけど、iPad mini 第6世代のほうがスペック自体は上なので、価格はそれぞれ2万円ちょっと高い。
価格差2万円をどう考えるかだけど、初めてiPadを購入したいと考えている人は安価なiPad 第9世代を買った方があまり大きなケガはしないと思う。まずは試しにという感じ。
すでに10インチ前後のiPadを使った経験がある、あるいは現在所有している人はiPad miniを使ってみる価値はあると思うし、Macのサブ機としての用途には便利。
僕はiPad miniを手に入れてから、外出時にはMacBook Airと一緒に持ち出している。一世代前のモデルだが、軽量もメリットで外出先でも使いやすい。
あとは長時間外で使わない限りは、SIMを入れられるセルラーモデルよりもWi-Fiモデルで十分だと思う。今は簡単にiPhoneのテザリングでネット回線に繋げることができる。
それにコロナ時代で自宅で過ごす人も多いだろう。あまり外出せずに自宅でiPadを主に使う予定の方は自宅のネットのWi-Fiを使えば良い話だし。
反対に外出先でガンガン使う予定の人はセルラーモデルがベターだと思う。別途SIM契約は必要だが、テザリング接続の必要はないし、iPhoneのバッテリーの減りを抑えられるのもメリット。
iPad(第9世代)をオススメする人
・初めてiPadを購入したい人
・安価でiPadを購入したい人
・大きいサイズのタブレットが欲しい人
第9世代というか、無印iPadが向いている人は、初めてiPadを購入する場合。まずは10インチ前後のiPadが良いと思うし、価格も49,800円からなので、まだ手の出しやすい金額なのかなと。
大きいサイズのタブレットは、動画視聴や電子書籍でも雑誌などを閲覧する場合に有利だし、自宅で主に使う場合には重宝するはず。
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iPad mini(第6世代)をオススメする人
・外出先や場所を変えてiPadを使いたい人
・軽量のタブレットが欲しい人
・Apple Pencil 第2世代を使いたい人
iPad miniは軽量で持ち運びに便利。外出先や自宅内でも移動して使いたい人に向いているタブレットだ。片手でも持てるので、電子書籍も閲覧しやすい。
またiPad mini 第6世代はApple pencil 第2世代に対応しているので、絵を描くにはちょっと本体のサイズが小さいかもしれないが、簡単な絵やメモを取りやすいと思う。多機能電子手帳に近い使い方ができる。
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追記 2022年9月18日
一時期はiPad 第9世代は品薄状態になったが、22年9月現在では在庫に余裕が出てきたと思う。しかし円安によってiPadを含めたApple製品は値上げされたのは付け加えたい。
中古だが、iPad mini 第5世代を購入したことも記事にしているのでこちらもどうぞ。
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