最新のiPhoneは魅力的だが、スタンダードモデルのiPhone 15の128GBでも12万円ほどする。
iPhoneは年々価格が上がっているので、型落ちモデルのiPhoneを使っている人も多いと思う。
僕も最新のiPhoneに興味はかなりあるが、2020年発売のiPhone 12 miniを現在使用している。
iPhoneを購入したいけど、資金を抑えるために中古などでiPhone 12や12 miniに興味を持っている人もいるだろう。
iPhone 12とiPhone 12 miniは2024年に購入しても、もう少し使えると思っているので、以下に少し深掘りをしたいと思う。
iPhone 12や12 miniの購入は、長期間は使う予定がない人や中古で購入資金を抑えたい人に向いていると思う。
iPhone 12/12 miniのスペックと特徴
上記にiPhone 12と12 miniの主な特徴について書いた。画面サイズとディスプレイ解像度以外は性能はほぼ同じだ。
そしてiPhone 12/12 miniの主な特徴について少し解説したいと思う。
液晶ディスプレイとサイズ
iPhone 12は6.1インチサイズ、iPhone 12 miniは5.4インチサイズで、片手操作をしやすいのはPhone 12 miniになる。
また解像度はiPhone 12は2,532×1,170、iPhone 12 miniは2,340×1,080ピクセルだ。
そして両機種共にSuper Retina XDRディスプレイという、いわゆる有機ELディスプレイを採用している。
5G通信対応
iPhone 12シリーズからは高速通信の5Gに対応したことも話題になったと思う。5G対応のエリアも今では広がったと思う。
僕の場合は5G通信の恩恵を受けているという体感はあまりないが、人によっては5G通信は必要という場合もあるだろう。
セキュア認証
近年のiPhoneシリーズではお馴染みになったFace IDだが、現在はマスクを着用していても顔認証で画面ロックを解除できるようになった。
Face IDとTouch IDは一長一短だが、マスクを着用してもFace IDの解除は以前より精度が上がった気がする。
カメラ性能
iPhone 12と12 miniは広角と超広角のデュアルレンズ搭載で、超広角撮影では風景撮影などをする時に役立つ。
それと暗所でも綺麗に撮影できるナイトモード搭載で、ポートレート撮影も人物以外の被写体を撮影するのにも使える。
画質も12MPだが、SNSなどに写真を投稿する場合なら特に問題はないだろう。気軽に撮影するなら十分なレベル。
バッテリー駆動時間
中古であればそのバッテリー残量にもよるが、iPhone 12 miniならばバッテリーの持ちはあまり良くないと思う。
1日中タフに使えばバッテリー残量はかなり減ると思うので、外出するならモバイルバッテリーなどを持ち歩いた方が良いだろう。
iPhone 12はバッテリー容量が12 miniよりあるので、そこまで心配する必要はないと思う。
iPhone 12 miniを実際に使ってみて
僕は一時期iPhone SE 第3世代を使っていた時もあったが、この記事を書いている時点ではiPhone 12 miniを利用している。
iPhone 12シリーズはA14 Bionicチップを搭載しているが、ゲームなどの高負荷のかかる動作をしなければ、基本的に問題なく使えると思う。
僕は動画視聴やSNS閲覧・投稿、ネットブラウジングやコード決済などでiPhoneを利用するが、ほとんどストレスを感じない。
iPhoneは型落ちでも性能は良いので、3年前に登場した機種でも普段使いには十分だと思っている。
デザイン性に優れているボディだし、カメラ性能も気軽に撮影するには十分だと思う。
iPhone 12 miniはバッテリーの持ちは良くないが、まだしばらくは実用的なスペックがあると感じる。
iPhone 12/12 miniはいつまで使えるのか?
「いつまで使えるのか?」という定義にもよるのだが、少なくとも最新のiOSのサポートは2026年秋までは受けられると思う。
iOS 17では2017年発売のiPhone 8シリーズとiPhone Xがサポートから除外された。
その前のiOS 16では2016年発売のiPhone 7シリーズなどがサポートから除外されている。
将来的には分からないが、これらの傾向を考えると2020年発売のiPhone 12シリーズは2026年までは最新OSのサポートの対象になると思われる。
Appleも環境に配慮してiPhoneをなるべく長く使ってもらいたい意向があるようだが、iPhone 12シリーズもあと3年は現役として使えるだろう。
またAppleの公式サポートも、そのデバイス販売終了から約5年までは受けられることになる。
iPhone 12は2023年販売終了なので28年秋、iPhone 12 miniは2022年秋販売終了なので27年秋が目安だ。
iPhone 12の購入をオススメする人
・画面はそれなりのサイズが良い人
・片手操作にこだわりがない人
・資金を抑えてまずまずのスペックの端末が欲しい人
iPhone 12は6.1インチサイズで、片手操作はよほど手の大きい人でないと厳しいと思う。
ただ動画視聴などでは6.1インチサイズはバランスが良いと思うし、ボディが大きすぎないのもポイント。
基本的にiPhone 12は一部を除いては中古での購入となると思うが、SIMフリー64GBモデルなら5万円台から購入ができる。
長期間に渡って使う予定はないが、購入資金を抑えてまずまずのスペックのiPhoneが欲しい人にも向いていると思う。
iPhone 12 miniの購入をオススメする人
・片手操作にこだわる人
・小型でスペックも良いiPhoneが欲しい人
iPhone 12 miniは動画視聴では迫力がないことやバッテリーの持ちが良くないという側面もある。
ただ手の小さな人でも片手操作がしやすいサイズだし、それでいて性能は6.1インチのiPhone 12とほぼ同じだ。
iPhone 12 miniは購入資金を抑えて小型でスペックもまずまずのiPhoneが欲しい人の選択肢になると思う。
iPhone 12 miniも基本的には中古で手に入れることになるだろうが、価格はSIMフリーの64GBならば4万円台から購入ができる。
今日のまとめ
iPhone 12やiPhone 12 miniはまだまだ現役でやってくれそうなスペックはあるし、2026年秋までは最新のiOSのサポートが受けられそうだ。
手に入れる場合は中古での購入になりそうだが、iPhone 12 miniならば3万円台後半くらいから購入ができるので、中古品に抵抗がない人にはオススメだろう。
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