家電量販店のキャンペーンでiPhone SE 第3世代が一括1円で販売されていた。auのキャンペーンだったのだが、僕はそれを使ってiPhone SE 第3世代の64GBを手に入れることができた。
iPhone SE 第3世代はホームボタン搭載モデルで、現代的なデザインではない。ただ家電量販店などのキャンペーンで安く端末を購入できる場合があるので、安くiPhoneを手に入れたい人の選択肢になるのではないかと思う。
iPhone SE 第3世代を使用してみて数日が経つので、実際に使用した感想や家電量販店での契約のちょっとした詳細を書いていきたい。しばらくはキャンペーンの対象になるだろうから、参考までに。
一括1円でiPhone SE 第3世代を手に入れた経緯
僕が契約した店舗は都内のヨドバシカメラだったのだが、iPhoneはSE 第3世代の64GBが新規契約の場合、一括1円で手に入れることができるキャンペーンを行なっていた。
・iPhone SE 第3世代 64GB・・・一括1円
・iPhone SE 第3世代 128GB・・・一括9,980円
・iPhone 12 64GB ・・・実質1円または一括48,000円
iPhone関連では上記のようなキャンペーンの案内があった。9月1日から9月5日までのキャンペーンと記載もあり、僕はそのキャンペーンを適用した形だ。
ちなみにその店舗ではiPhone SE 第3世代の64GBはプロダクトレッドの在庫しかなかった。スターライトやミッドナイトの方がカラーとしては良かったのだが。
僕の場合は7月にUQモバイルに乗り換えたが、今回は一括で端末を購入したこともあり、auの回線審査も通った。手続きを担当した店員の人は、「ブラックリストに乗らないために、少なくとも180日はauを契約した方がいいが、我々にも詳細は分からない」と言っていた。
auのデータ無制限プランの場合は、基本料金が7,000円ちょっとするので、UQから単に乗り換えただけではコストがかかるのだが、個人的には長期間の契約は考えていない。実際に少し使ってみて回線はUQに戻す予定だ。
手続きは1時間ほどで終了。店舗での契約だと、別にオプションへの契約(電気サービスなど)を薦められることもあるが、何とか交わした。
iPhone 12 miniを諸事情で手放してしまったけど、iPhone SE 第3世代はしばらくは使っていくことになりそうだ。
実際にiPhone SE 第3世代を使用してみて
正直言って目新しさはあまり感じない。僕はiPhone 12 miniやSE 第2世代を使ったことがあるが、確かに片手で操作しやすいし、Touch IDで簡単に画面ロックを解除できるのは便利。
iPhone SE 第2世代からの変更点は5Gに対応になったことと、チップがiPhone 13と同じA15チップを搭載、そしてバッテリーの持ちが少しよくなった(ビデオ再生時間は2時間増)ところだ。
iPhone 8やSE 第2世代から乗り換えた人は、あまり進化を感じなかったと思う。ホームボタン無しのiPhoneを使ったことがある人からすれば、物足りなさも感じるかなと。
ディスプレイの解像度は1,334×750で、今の時代としては結構低いのだが、それ以上に画質はキレイに見える。カメラ性能もSE 第2世代から大きな変化はないが、A15チップで画像処理が進化したようだ。
電池持ちは多少良くなったのは良いことだと思うが、それでも2,018mAhのようなので、iPhone 13などと比べると結構劣っている。バッテリーを持たせるためには日中に動画を頻繁に視聴しないことが必要かな。
4.7インチサイズなので動画などの迫力は欠けるのと、老眼の人には文字はちょっと小さくて見にくいかもしれない。コンパクトサイズは良いけど、Touch IDも指が汗などで濡れていたりすると反応しない。
あと64GBのストレージなのだが、動画はあまり端末に入れないし、カメラでも動画を頻繁に撮影しない。なので64GBでも十分。現在は23GBのストレージ消費なので、しばらくは問題ないだろう。
iPhone SE 第3世代の購入をお薦めする人
・安くiPhoneを手に入れたい人
・ホームボタンにこだわりがある人
あまり購入を強調する点はないが、Apple Storeで購入ができるSIMフリーモデルならば62,800円の価格で、現存のモデルでは最安で手に入れることができる。
そして家電量販店などではキャンペーンを行なっている場合も多いので、あまりコストをかけずに購入できるチャンスもある。安く新品のiPhoneを手に入れたい人向けであるということ。
そしてホームボタン搭載のiPhoneなので、ホームボタンにこだわりがある人向けでもある。まだ国内ではマスクを着用しなくてはいけない雰囲気だし、簡単に画面ロックを解除したい人には便利。
iPhone 12シリーズや13シリーズでは、マスクを着用していてもFace IDが反応するようにiOSがアップデートされているが、精度は人にもよるようだし、ホームボタンにこだわりがある人は少数だがいるだろう。
あとはスペックなどにあまりこだわりがない人や、iPhoneを初めて購入する人、学生の人などがスマホを購入する時の選択肢にはなるだろう。
正直、10万円ほどの資金がある人はiPhone 13 miniやiPhone 12といった機種をSIMフリーで買った方が、満足度は高いと思う。iPhone SE 第3世代はかなりエントリーモデルの位置付けだろうし。
iPhone 13 miniとiPhone SE 第3世代の比較記事も書いたので、こちらもどうぞ。
今日のまとめ
僕も本来はiPhone 13のような最新のiPhoneが欲しかったのだが、一括で安価で購入ができるiPhone SE 第3世代をしばらくは使うことにした。運良く店舗で64GBのモデルもあったし。
もし安価でiPhoneを一括購入したい人は、定期的に家電量販店の携帯電話コーナーを除いてみると良いだろう。3大キャリアへの乗り換えにはなるが、端末自体はお得に手に入れることはできる。
追記 2023年1月23日
2022年末から、iPhone SE 第3世代の一括1円キャンペーンはほぼ終了した感じ。MNP契約で14,800円が一括価格になっている量販店が多い。
iPhone SE 第3世代を1ヶ月使ってみた感想も書いたので、こちらもどうぞ。
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