品薄状態で抽選販売を主に行なっていたNintendo Switch 有機ELモデルだが、年末商戦に合わせてか家電量販店などの実店舗でも通常販売を開始した。僕も実はヨドバシカメラで買ってみた。
コロナ禍において家庭用ゲーム機の需要は増えた。この記事を書いているのは2021年末だが、年末年始や休みの日は自宅で過ごす方も多いと思う。ゲームはその自宅で過ごす時の娯楽として重宝する。
任天堂が販売しているNintendo Switch本体は主に3種類あるが、通常モデルと有機ELモデルのどちらにしようか迷っている方もいると思う。両者の価格差は約5,000円だ。
有機ELモデルはゲームユーザーやガジェットユーザーからの評価も高いと思うが、購入をオススメする人は主に携帯モードやテーブルモードで遊ぶという人になる。以下に解説したいと思う。
追記 2023年12月5日
Nintendo Switchは通常モデルも含めて、2022-23年の年末年始に合わせて在庫が復活してきた印象。
2023年に入ってからは、Nintendo Switch(通常モデルも含めて)の在庫は安定傾向にある。通常モデルの購入をオススメする人についても記事にしています。
通常モデルと有機ELモデルの主な違い
上記の表で通常モデルと有機ELモデルの主な違いを取り上げてみた。ここでは両者の違いについて主に解説したい。
画面のサイズや重さなど
有機ELモデルは名前のように有機ELディスプレイを搭載している。通常モデルよりベゼルが狭くなり、ディスプレイサイズも若干上がった。有機ELディスプレイは発色が違う。本体の重さも400g超えだ。
ただテレビやディスプレイなどに繋げて遊ぶTVモードでは、有機ELモデルでも出力はフルHD解像度になる。
本体保存メモリー
通常モデルの保存メモリーは32GBなので、ソフトをダウンロードして遊ぶ人はmicro SDカードは必須だった。有機ELモデルでは倍の64GBになっているが、やはりmicro SDカード(推奨は64GB以上)を用意した方が安心だろう。
背面スタンド
テーブルモード時には本体が自立できるようにスタンドが付いているが、有機ELモデルはスタンドが強化された。フリーストップ式ワイドスタンドで安定感が増し、角度調整もできる。
有線LAN端子
有機ELモデルには有線LAN端子が付いている。僕はもっぱらオフラインでプレイしているが、オンラインでプレイする人はより安定してゲームをすることができる。もちろん自宅のネット回線の状態にもよるだろう。
カラーと価格
通常モデルはネオングレー、有機ELモデルはホワイトが独自である。僕は両者の共通カラー販売されているネオンブルー・レッドを購入したが、ホワイトは汚れなどが気になりそうなのでやめた。
両者の価格差は約5,000円だが、機能の違いを考えれば妥当な気もする。携帯モードやテーブルモードで遊ぶ機会が多い人は5,000円多く出す価値はあると考えている。
他にもスピーカーの音質が有機ELモデルでは良くなったと言われているし、ドックの背面部分が取り外しができるなど、細かな変更点もある。
有機ELモデルをオススメする人
・携帯モードやテーブルモードで主に遊ぶ人
・最新のゲーム機が欲しい人
ゲーム機でも最新モデルは魅力的に感じる。Nintendo Switchでも例外ではないが、有機ELモデルの購入をオススメする人は主に携帯モードやテーブルモードでプレイする人になる。
僕は通常モデルでも遊んできたが、有機ELディスプレイは確かにキレイだ。画面サイズもアップしたので、特に携帯モードでのプレイの機会が多い人は購入する価値はあると思っている。
対して、主にテレビやディスプレイに繋いで遊ぶ人には大きなメリットは感じない。有線LANケーブル端子を使えばネット接続の安定化の効果はあると思うが。
通常モデルでも僕は十分に遊べてきたので、多くの人は通常モデルでも十分だと思う。浮いた5,000円でソフトや周辺機器を買えるので、自分の頭で必要か考えて決めた方が良いと感じる。冷静に考えれば、僕も購入する必要はあったのかと思っているのだけど。
Nintendo Switchをオススメする人 総括
結局はSwitchのゲームを携帯モードかテーブルモードで主に遊ぶ人にはオススメできると言っていい。他の方も言っているが、TVモードで主にプレイする人には大きなメリットはない。
通常モデルと細かな部分で差別化されているので、5,000円多く出しても良いとは思うけど、多くの人は通常モデルでも十分に遊べるのではないかと感じる。
Nintendo Switchの周辺機器に関する記事も書いているので、こちらもどうぞ。
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