ようやく中年に入っていく僕が、シニア世代に向けてこういった口調で書くのは失礼なのだろうが、近年のテクノロジーは早いスパンで進化している。
シニア世代も、街中でスマートフォンを使う人がかなり多くなったように感じる。
そしてたまに見かけるのは、iPadといったタブレットを使っているシニアの方だ。カフェなどで利用している人もいた。
Apple製品はシンプルで使いやすいのだが、iPadも例外ではない。日常生活にも役立つタブレットでありガジェットだ。
以前僕は「シニア世代にiPhoneをオススメする」といった記事を書いたが、今回はそのiPad版という内容になっている。
iPhoneよりもさらに画面が大きいiPadは、シニア世代の方には使いやすく生活をさらに豊かにする可能性もある。
iPadの特徴
・iPhoneよりも画面サイズが大きい
・タッチパネル操作で直感的に使いやすい
・動画視聴や音楽鑑賞などもできる
基本的に「iPadはiPhoneを大きくしたもの」という点は大体合っていると思う。通話機能はないのだけど。
それでもFaceTimeなどを使ったビデオ通話はできるし、ネットブラウジングやSNSも大きな画面で行うことができる。
操作性もApple製品だけあって、直感的に使えて尚且つ画面も大きいのでより使いやすくなる。
iPadは他にもYouTuなどの動画視聴やKindleといった電子書籍閲覧、Apple Musicなどの音楽鑑賞も可能だ。
特に動画視聴や電子書籍閲覧は、iPhoneなどのスマホよりも大きな画面で表示されるので、コンテンツが見やすくなる。
シニア世代にiPadをオススメする理由
文字が大きく表示される
先ほども書いたように、iPadならばiPhoneなどのスマホよりも大きな画面で使用することができる。
シニア世代の方には老眼で小さな字は見にくいという人もいると思う。特に小型なスマホだとそうだろう。
老眼は大型スマホを使うという選択肢もあるが、iPadは小型モデルでも8.3インチなので、文字などがより大きく表示されて見やすくなると思う。
ネットブラウジングなどではリサーチしやすくなると思うし、電子書籍では文字が大きく表示され読書がしやすくなるだろう。
写真や動画なども大きく表示される
iPadなどのタブレットは画面の大きさから、写真や画像・動画を見る時にも重宝する。
iPadは自宅内でも外出先でも気軽に使うことができるし、ベッドに寝転びながら大きな画面でYouTubeなどの動画を視聴することができる。
画面が大きければ他の人と一緒に見ることもできるし、iPadはiPhoneなどのApple製品との連携機能も優れている。
iCloudというクラウドサービスを利用すれば、iPhoneで撮影した写真は自動的にiPadにも同期されるので、iPadで写真などを閲覧することができる。
メモを書いたり絵を描くこともできる
iPadはよほど古いモデルでない限りは、Apple Pencilなどのスタイラスペンに対応している。
ここ数年で発売されたiPadは全てApple Pencilに対応している。上位機種はハイモデルになるApple Pencil Proに対応だ。
Apple Pencilなどを使えば、手書きでメモを記入できたり絵を描いたりすることができる。
Apple Pencil以外にも、安価で購入ができる他社製のスタイラスペンを使用することができる。
外に持ち運ぶのに便利
外出先でiPadを使っている人を見かけると思う。iPadはノートパソコンと比較すると軽量で持ち運びやすい。
カフェの狭いテーブルでも使えたりできるし、電車の席に座って使えたり(多少目立つだろうが)する。
例えば8.3インチのiPad mini 第6世代は、Wi-Fiモデルだと293gしかないので外でも使いやすいし、小さなバッグに入れて持ち運べたりできる。
外出先で何か調べ物をしたいときには画面の大きさは有利だし、iPhoneほど良い写真が撮れるわけではないが、カメラ機能も付いている。
SNS利用や連絡手段としても使える
iPadでももちろんX(旧Twitter)やインスタグラムといったSNSを利用することもできる。
これも再度にはなるが、画面が大きいのでXのタイムラインなどが見やすいのはもちろん、写真メインのインスタグラムの投稿を閲覧するのにも良い。
またFace Timeでビデオ電話をすることもできる。通話機能はないものの、スマホにトラブルがあった時の予備の連絡手段としても使える。
後述するが、Wi-Fiモデル(SIMカードを挿入できない)でもネットに繋いで利用することができるので、スマホのサブ機としても優秀だと思う。
iPadの選び方
ストレージ容量の選び方
iPadはiPhone同様にmicroSDを使って容量を増やすことができない。ストレージ容量選びは重要だ。
iPad 第10世代とiPad mini 第6世代は64GBと256GBが用意されているが、動画を多くダウンロードしなければ64GBでも運営していけると思う。
反対に動画などを多く本体にダウンロードする場合は、256GBのモデルを選んだ方が良いと思う。
M2 iPad Air は128GB、M4 iPad Proは256GBが最低ストレージ容量なので、容量不足になる可能性は低いと思う。
Wi-Fiモデルかセルラーモデルか
セルラーモデルはスマホ同様にSIMカードを入れて使えることができるので、iPad単体でネットに接続することができる。
一方でWi-FiモデルはSIMカードを入れられないので、Wi-Fi接続するか、スマホのテザリング機能を利用してネットに繋げる。
テザリング機能では、スマホの携帯回線を利用してネットに接続するのだが、iPhoneを使っていれば割と楽に接続ができる。
iPadはWi-Fiモデルよりもセルラーモデルの方が少し値段は高い。それもあってWi-Fiモデルの購入をオススメする人が多い。
僕自身も自宅で主に使用する人だったり、外出先でヘビーに使う予定がない人はWi-Fiモデルで十分だと思う。
どのiPadを選べば良いのか
現行モデルでオススメなのは、iPad 第10世代だ。初めてiPadを購入する人にも、エントリーモデルのiPadをオススメしている。
持ち運びには8.3インチのiPad mini 第6世代が良いが、iPad 第10世代は10.9インチで汎用性の高いサイズだ。
スタンダードモデルでも、多くの人の使用用途では十分な性能があると思う。iPad入門機としてiPad 第10世代はオススメだ。
今日のまとめ
シニア世代にはiPhoneもオススメしているのだが、iPadといったタブレットも画面サイズが大きいので利用することをオススメしたい。
今は円安で決してApple製品は安くはないのだが、iPadは色々な用途に使用ができるので、導入を検討しても良いと思っている。
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