日本は円安によってiPhoneの価格も上昇している。通常モデルのiPhone 15でも12万円台からと厳しい時代だ。
少しでも予算を抑えてiPhoneを購入したい人は多いと思うし、中古で購入を検討している人も一定数いるはず。
ただ円安が進む前から中古iPhoneの需要は高かったと思う。なので現代は中古iPhoneを使う人も多いだろう。
このブログではオススメの中古iPhoneについて記事にしたことがあるが、今回は予算別でオススメの中古iPhoneを紹介したい。
予算を3万円、5万円、10万円と3つの価格帯に設定して、オススメの中古iPhoneについて書いていくつもりだ。
中古iPhoneを選ぶポイント
iOSのアップデートについて考える
2024年夏現在では、iOS 17が最新のOSとなる。24年秋にはiOS 18が配信予定だ。
iOS 18では2018年以降に発売されたiPhoneがサポートの対象になる。18年秋に発売のiPhone XRやXSも引き続きサポートされる。
傾向から考えると、その機種が発売されて6〜7年は最新のOSのアップデートの対象になるという流れになってきている。
2024年から2〜3年はそのiPhoneを使いたいという人は、2020年に発売されたiPhone SE 第2世代やiPhone 12以降の機種を選ぶと良いと思っている。
オススメのストレージ容量は?
iPhone 13シリーズ以降は、スタンダードモデルでも最低ストレージ容量は128GBになった。
僕はこの記事を書いている時点ではiPhone 12 miniの64GBを使用しているが、35GBほど容量を使用している。
動画をダウンロードしたり、写真を多く撮影したりしないので64GBでもまだ空きがあるのだが、64GBだとちょっと足りない人も多いと思う。
なのでこれから中古iPhoneを選ぶ人は、128GB以上の容量を選択した方が良いと思う。
動画のダウンロードや動画撮影を多くしない人は、128GBのモデルで十分かなと思っている。
反対に動画のダウンロードや動画撮影などを多くする人は、256GB以上を選ぶのがオススメだ。
中古iPhoneを手に入れるには?
オークションサイトやネットフリマ経由で中古iPhoneを手に入れることは、僕自身はあまりオススメしていない。
中古ショップのアカウントからならば良いと思うが、個人間の取引だとトラブルに遭う可能性もあると思っている。
やはり中古iPhoneを手に入れる時には、じゃんぱらやソフマップといった大手中古ショップから購入するのが無難だと思う。
大手中古ショップならば、ジャンク品でない限りは1ヶ月間の保証などが付いている事が多いので安心だ。
そしてAmazonには整備済み品が販売されている(中古相場よりも少し高め)し、UQモバイルやワイモバイルのオンラインショップでも認定中古品のiPhoneが販売中だ。
予算3万円でオススメのiPhoneは?
iPhone SE 第2世代
予算3万円で買えるオススメiPhoneになると、2020年春に発売されたiPhone SE 第2世代をまず推奨したい。
ホームボタン搭載のクラシックなデザインだが、4.7インチディスプレイで片手でも操作しやすい。
5G対応非対応でディスプレイの解像度が低い、カメラ性能も最低限は備わった程度だが、iPhone 11シリーズと同じA13チップを搭載している。
128GBモデルだと、中古相場は大体2万円台半ばとなっている。もちろん本体の状態次第で価格は変わってくるが。
学生で初めてiPhoneを持つという人やサブ機として使うには、iPhone SE 第2世代がオススメかなと思っている。
iPhone XR
「ホームボタン搭載のiPhoneでない方が良い!」という人の場合だと、予算からするとiPhone XRが候補になる。
マスクを着用してのFace IDによる画面ロック解除はできないものの、6.1インチサイズで発売当初は意外と評価されたiPhoneだ。
2018年発売なのであまり長くは使えないと思うが、128GBモデルだと中古相場は2万円台半ばほどだ。
これも最低限の機能が備わっていて、学生やサブ機として使いたい人に良いと思う。
予算5万円台でオススメのiPhoneは?
iPhone 12
予算5万円で買える中古iPhoneで一番オススメしたいのはiPhone 12になる。2020年発売のiPhoneだ。
iPhone 12シリーズから5G通信対応になったし、液晶も有機ELディスプレイを搭載している。
さらにはカメラも広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズで、暗所でも綺麗に撮れるナイトモードや被写体を際立たせるポートレートモードが人物以外でもできるようになった。
筐体も角張ったデザインになったことは評価もされた。128GBモデルは4万円台半ばから後半が中古相場になっている。
iPhone 12 mini
iPhone 12シリーズから5.4インチサイズのiPhone、iPhone 12 miniが登場した。
基本的にはiPhone 12とスペックは同じで、画面サイズが片手操作もしやすい5.4インチというのが特徴。
僕も現在使っているが、小型iPhoneなのでバッテリーの持ちはそこまで良くはない。
iPhone 12 miniは、小型でスペックがそれなりに高いiPhoneを探している人の選択肢になると思う。128GBモデルは4万円前後の中古相場。
予算10万円でオススメのiPhoneは?
iPhone 13
一世代前になるiPhone 14は、128GBの中古ならば9万円台が中古相場になっている。
スペック重視でなるべく最近発売されたiPhoneが欲しいならば、iPhone 14を購入するのは良いと思う。
ただiPhone 13も現行モデルとしてAppleストアで販売(2024年7月現在)されていて、多くの人には十分なスペックだと思う。
iPhone 13ではより本格的な動画撮影ができるし、128GBモデルの中古相場は7万円前後になっている。
10万円の予算があれば、中古のiPhone 13と他のガジェット製品を購入(AirPodsなど)した方が良いと個人的には思っている。
iPhone 13 mini
結局は予算5万円と同じような形にはなるが、5.4インチサイズのiPhoneの販売はiPhone 13 miniで終了している。
今後に5.4インチサイズのiPhoneが復活する可能性はあるのかもしれないが、スマホは大型化しているのが現状だ。
iPhone 13 miniもiPhone 13と基本的には同じスペックで、128GBモデルは中古相場が6万円前後となっている。
片手操作にこだわりがある人に向いていると思うし、iPadなどのタブレットをすでに持っている人は小型iPhoneを使うという手もある。
今日のまとめ
今回は予算別で選ぶオススメ中古iPhoneについて書いてみた。個人の主観も入った内容だったとは思う。
iPhoneを含めて物価も上がっているのだが、中古でもスペックが高いのがiPhoneだ。
型落ち中古でも良いので、iPhoneを使いたいという人の参考になればと思う。
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