最近ウイニングポスト9 2022を購入した。ウイニングポストというのは競馬シミュレーションゲームなのだが、僕は学生時代から競馬を見続けている。
4月14日に発売されたウイニングポスト9 2022だが、今はコロナの影響により自宅で過ごす時間も増えている人も多いかもしれない。なので家庭用ゲーム機の需要もなお高い。
競馬が既に好きだったり、あるいは興味を持っている人にはウイニングポスト9 2022というのはオススメできるゲームだと思う。僕自身もウイニングポストシリーズはプレイしてきた。
ウイニングポストシリーズの特徴
ウイニングポスト9 2022は2022年4月に発売されたゲームだが、毎年のようにウイニングポストの新作は発売されている。競馬シミュレーションゲームとして有名だ。
ウイニングポスト9で言えば、2019年初に発売され、翌年にはウイニングポスト9 2020が発売された。そして翌年にも発売。
ウイニングポスト(以下ウイポ)シリーズは時系列でゲームを進めていく。例えばウイニングポスト9 2022は1976年スタートというのが選べるようになった。
実際の競馬ではトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの3強時代になるのだが、こういった馬達と自分の所有馬が対戦することになる。
時系列で実際に活躍した競走馬と戦いながら結果を出さなくてはいけないのだが、実在馬を所有することもできるのだ。もちろん条件はあるのだけど。
自分で配合をして生産した馬を所有して、レースで結果を出すのがウイポの遊び方だけど、実在馬(史実馬)を生産することも可能になる。
また登場人物とのストーリー要素も含まれている。異性との結婚システムも近年ではできたし、子孫繁栄をすることもできる。
騎手や調教師も時代によって変わる。実名と仮名が混ざっているのだが、1987年になれば武豊騎手がデビューするなど時系列で人の入れ替わりもある。
エディット機能も搭載されていて、仮名の騎手や調教師はエディットで実名に置き換えることができる。ただ全部実名にすると時間はかかるのだけど。
ダービースタリオンとの違い
競馬シミュレーションゲームではダービースタリオン(以下ダビスタ)と比較されるが、まずはウイポは時系列でゲームを進めるのに対し、ダビスタは時系列の概念はあまりない。
自分で配合して生産することはもちろん、繁殖牝馬の代重ねも出来るのは同じ。ただ時系列のウイポは種牡馬のラインナップは年ごとに少しずつ変わるのだ。
またライバル馬や繁殖牝馬もダビスタではサイクルで回ったり、あるいはランダムで出現することになる。なのでレースによっては強力なメンバー構成になることも多い。
それと海外レースの収録数はウイポが充実しているし、Switch版ダビスタは権利の関係で凱旋門賞やドバイワールドカップくらいしか収録されていない。
ただ自分で細かな調教ができるのはダビスタで、ウイポは調教方針を決めることくらいになる。もちろんダビスタでは「おまかせ調教」というシステムもある。
同じ競馬シミュレーションゲームでも、やはり差別化をお互いに図っている。ウイポはゲーム難易度が決められるし、ダビスタは実際のJRAのレースで使われるファンファーレを使用している。
ウイニングポスト9 2022の感想
まだプレイ時間としては20時間を超えたくらいだが、実際には面白い。ゲームシステムは新要素もあるものの、基本的な部分はあまり変わらない。
ただ1976年スタートはある意味新鮮。ここまで昔の競馬事情についてはあまり詳しくはないが、ウイポはやはりハマる要素はある。
僕はNintendo Switch版を購入したが、シミュレーションゲームならば携帯モードでも気軽に遊べるのは利点。ベッドに寝転がってもプレイにあまり影響がない。
ウイニングポストはプレステ版やWindows版も出しているのだが、外出先でも気軽にプレイしたい人はSwitch版を購入するのが良いだろう。
毎年アップデート版なのだが、フルプライスで販売しているやり方には疑問に思う人も多いのだけど、それでも面白いので購入してしまうのだ。
最新の競馬データで遊べるし、新要素によってさらにプレイもしやすくなった。開始プレイ年度もいくつかから選べるのも利点。
ウイニングポスト9 2022の購入をオススメする人
・競馬ゲームに興味がある人
・最新の競馬データで遊びたい人
・やり込み要素のあるゲームがプレイしたい人
基本的にはウイポやダビスタは競馬知識がある人でないと最初は厳しいかもしれないが、やり込み要素のあるゲームなので、長い期間遊べることができる。もちろんデータを引き継いで2週目以降のプレイも楽しめる。
ウイニングポスト9 2022は最新の競馬データにも対応している。騎手や調教師は実名登場していない人が多いのだが、エディットで変更することもできる。
来年春にはまた新作が出るのだろうが、それまでは遊べるゲームなので、興味がある人は体験版をプレイしてみてからの判断でも良いと思う。
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